こころの声を聴く/河合隼雄

河合隼雄の対談集。とても良かった♪
いわゆるインテリが書く文章が苦手なのだけども、そういった嫌な感じも無くてするっと入り込める感じ。
安部公房との対談では、あ〜こんなシーンもあったなぁ、などと作品を思い出したり。
沢村貞子との対談では、割と私と似た性格の方なのかなぁと思ったり…
なかでも子供との向き合い方に興味があり、毛利子来との対談はとても面白かった!
あと、とりかへばや物語に対する河合さんの考察も気になってしまった!
…ので、今月の2冊にしようと思います。

なんというか、「先生」というイメージのない先生って良いよなぁ。堅苦しくなくて気取った風でないところが好きだなぁ…と、河合さんのエッセイなど読むたびに思う。