読書:目の見えない白鳥さんとアートを見にいく/川内有緒

視覚障害者はアートをどうやって捉えるんだろう…といった興味から読んでみたのだけども、読み進めるうちに自分の中の優生志向的な部分や、「わからないこと」に対する恐怖心があったな〜と白鳥さんやその友人・ホシノさんの会話から気付かされた。。
弱者に優しいとはなんだろう…?ということや、弱い立場の人の気持ちを考えて、というのも結局のところ独りよがりだったりするし。
どんな人に対しても優劣をつけずに「個」として捉えて楽しめるホシノさんの懐の広さと人生哲学に感服…。かっこいい。