読書:わかりやすさの罪/武田砂鉄

4年前に読んだ「紋切型社会」が面白かったので。
文章を書く仕事を8年ほど続けている&インターネット上で文章を書くのは20年近くの身だけども、SNSがもはやインフラ化した今ではインスタントな文章や反応が求められすぎている…と思っていて。
「感じたことをジャッジしないで宙ぶらりんでいること」への耐性がどんどん無くなってるな…と、昨今の私も含め世の中に思う。
たぶんそれはわかりやすさを求めすぎた弊害だと思う。
メディアリテラシー、本当大切。

この春から書く仕事からは離れるのだけども、書けば書くだけ発信する側の意図も汲み取れるようになってしまったので、ほどほどにネットと向き合えたらなと思う。
「推し活」ムーブメントにも思うけど、いまの世の中で何か(or誰か)の傀儡にならずに生きてくことって難しくなってきてるな〜。